巨人山口俊投手(30)が今季初黒星を喫した。

 初回から制球が定まらずに8四死球。2回と3回には広島会沢翼に連続で死球を与え、両軍ベンチからナインが飛び出て警告試合となった。5回2死一、三塁で広島菊池に適時打を浴び、今季最短の5回途中でマウンドを降りた。4回2/3を投げ、9安打8四死球6失点だった。

 序盤からコントロールがつかなかったことに「状態は悪くなかった。結果として自分自身のコントロールが出来ていなかった。もう1回しっかり作り直すだけです」と反省した。

 また、死球を与えてしまったことについては「厳しいところにいった結果がデッドボールになった。あそこにいかないとやられることになる。そこのコントロールをもう1回しっかり磨かなければと思います」と話した。