日本ハム清宮が「5番一塁」で3試合連続のスタメン出場。3点を追う9回、見えざる力が、バットに宿った。ロッテの守護神、内のスライダーを払い中前へ。それまでは2打席連続三振を含む3打数無安打。最後の打席で気を吐いたものの、チームを2連勝に導くことはできず。「3点差でしたし先頭から出たかったので(安打は)良かったです」としながらも「もうちょっと早く対応できていたら…」と、残念がった。

 公式戦で守備に就くのは初めて。8回には二塁手からの送球を得意の180度開脚でキャッチするなど、11度あった守備機会を無難にこなしたのは、今後にとってのプラス材料だ。

 この日は、登場曲で使うSF映画公認の「スター・ウォーズの日」だった。お気に入りのキャラクターは、ぽってりした体が「かわいい」という宇宙用ドロイド「R2-D2」。プロ1号こそお預けになったが、1軍デビューから3試合連続安打でアピールは続く。

 ▼清宮が3試合連続安打。ドラフト制後、デビュー戦から3試合以上続けて安打を放った高卒新人は、99年赤田(西武)が1本→2本→1本→1本、15年浅間(日本ハム)が1本→2本→2本→1本と4試合連続で記録して以来3人目。