「幕張のジョニー・デップ」が撃沈した。ロッテの新外国人左腕エドガー・オルモス投手(28)が来日初先発。初回に3四球と自身の2度のけん制悪送球、不運な内野安打4本などが重なり4失点。2回以降は立ち直ったが5回4安打4失点(自責2)、4三振4四球で初黒星を喫した。

 試合後は「初回は本当に苦しかった。2回以降は落ち着いて良いピッチングができた。でも初回がすべてだった」と反省した。

 井口監督は「初回はアウトにできるところをアウトにできなかったり、浮き足だってしまった。ストレートもだいぶ走っていて、2回以降はしっかり投げていた。ただ、2回以降良ければいいってものでもない」と苦言を呈した上で、もう1度チャンスを与えることを明言。「次がダメだったらもう難しい。2回以降の投球を見せてほしい」と求めた。

 オルモスも「今日の2回から5回までの投球を、次の初回にやっていきたい。どんどん攻撃的な投球をして、四球を出さないように気を付けたい」と課題を口にした。