西武先発の榎田大樹投手(31)が、無傷の4勝目を挙げた。7回を投げ6奪三振で4安打無失点。チームの連敗を4で止めた。

 1回は3者凡退。4点リードの2回は先頭に初安打を許したが、ロッテ5番井上を外角へのスライダーで見逃し三振。最後は、鈴木を空振り三振に仕留めた。

 ロッテ戦では11日、12日と2試合連続で、先発投手が2回に大量失点を許していたが、榎田は無失点で切り抜けた。「立ち上がりと、2回を大事に投げようと思っていた。いつも通り、粘り強く投げられました」と振り返った。

 開幕前に阪神から移籍し、4連勝。この日は母の日で、お立ち台では鹿児島県に住む母へ感謝の言葉を口にした。「高校時代にケガが多かったので、(病院へ)送り迎えをしてくれた母親に感謝しています」と明かした。