首位西武は2試合連続の0封負けを喫した。

 日本ハム上沢を捉えきれなかった。4安打のみで、完封勝利を献上。好投した十亀を援護できなかった。

 2連敗となり、2位ソフトバンク、3位日本ハムとのゲーム差は2・5に縮まった。5月6日時点では2位に6ゲーム差をつける独走状態に入っていたが、この2週間で4度目の0封負け。得点力の低下が、チーム成績につながっている。

 それでも、辻発彦監督は努めて冷静だった。「良い投手が来たら、こうなる。今日は互いに投手戦。向こうも3安打でしょう」と落ち着いて指摘。ゲーム差については「全然。これだけ負けても、2・5差。また、かみ合ってくれば。少ないチャンスをものにできるように」と意に介さなかった。