国学院大が立正大との最終カードで連勝し、勝ち点3で首位に立った。1点差に迫られた9回、ドラフト候補の清水昇投手(4年=帝京)が好救援し6-5で逃げ切り。29日からの東洋大-亜大で、東洋大が勝ち点を挙げれば優勝、落とせば国学院大の優勝となる。

 1回戦で完封した清水が、2ランを浴びた横山の後を受け4番手で登板した。きっちり3人で締め「準備はできていた。自信を持って投げられた」と笑顔。西丸泰史主将(4年=尽誠学園)は1回戦の死球で右手小指を骨折したが、志願のベンチ入りで鼓舞した。10年秋以来の優勝は東洋大の結果次第。鳥山泰孝監督(42)は「人事を尽くしたので天命を待ちたい」と話した。