ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が8回に決勝の12号ソロを放ち、連敗を3でストップさせた。

 8回にモイネロがまさかの2連続被弾で同点に追いつかれた直後だった。楽天則本のカットボールをバックスクリーン左のスタンドへ豪快に運んだ。「ちょっと詰まったが、しっかりいいスイングできたので、あそこまで伸びてくれた。則本のボールがすごすぎて、そういう結果になったと思う」と、相手の力もプラスにしたとギータ節で振り返った。

 1回には則本のフォークを「よく当たってくれた」という打撃で一、二塁間を破る先制適時打を放った。打率3割8分3厘、12本塁打、39打点、11盗塁はすべてチームトップ。「打率はあまり意識していない。本塁打、打点など増える数字は意識するが、シーズンはまだ長い」と話した。