DeNAホセ・ロペス内野手が、負傷交代した。

 4回、先頭の打席で左翼線へ運ぶ安打で出塁した。一塁ベース直前に、足を引きずるようなしぐさで走った。右太もも裏をさすりながら、駆けつけたトレーナーには「大丈夫」と伝えた。だが、ベース上まで確認のため駆け寄ったアレックス・ラミレス監督に「OK」と言いながらも渋い表情。「悪化させない方がいい」と言われ、交代した。

 本塁打15本、41打点でセ・リーグ打撃部門2冠の大黒柱が負傷するアクシデントに見舞われた。試合後、ロペスは「全力で走るのは難しいけど、プレーはできると思った。明日病院にいく。可能ならプレーしたい」と明かした。チームは11安打9得点でセ・リーグ唯一の交流戦白星発進に成功したが、不安材料を残す結果となった。