ヤクルト高橋奎二投手(29)が昨年9月18日巨人戦以来257日ぶりとなる今季初の白星をつかんだ。昨季は2度の故障離脱で1軍登板は7年ぶりに1ケタの8試合。オフはリハビリを続け今年初実戦は3月中旬だった。
「初めからずっとキツかった。リハビリも含め準備の段階で苦しかったので、乗り越えられて良かった」
トレーナーに支えられながら調整。感謝があふれた。
「トレーナーさんがしっかり治療など僕の体に向き合ってくれた。そこに僕もしっかり応えて早く1軍に上がれるようにと思いながらトレーニングしていた」
海の向こうの“仲間”にも刺激を受けた。1月に2軍本拠地戸田で自主トレ。所属チームのユニホームなどを着ず練習する時期で、昨季までチームメートの村上が所属する米ホワイトソックスの帽子をかぶった。
「自分で買いました。応援購入。ムネ(村上)がいっているから」
ホワイトソックスとの契約が決まると連絡。「『おめでとう』という話をしにいったりはした」。帰国後に実際に会って話もした。
「もちろんすごいこと。僕より2つ下ですごい舞台に行く。負けずにしっかり日本で結果を残したい」
今季の“1歩目”を踏み出した左腕。首位を走るチームのセ界の頂点を目指す旅に加わった。【塚本光】



