恵みの雨となった!? 日本ハムが先発ローテーションを強固に組み替える。5日、広島1回戦(マツダ)が雨天中止となった。先発予定だったニック・マルティネス投手(27)はスライドせず、今日6日同戦(同)は上沢直之投手(24)が登板。マルティネスは8日からのDeNA3連戦(横浜)へ回る可能性が高まった。安定感抜群の両右腕を別カードへ振り分け、一気に奪首を狙う。
栗山監督は、広島戦の雨天中止が決まると「全てがプラスになると信じるしかない」と、言った。予定通りに進まないことも、ポジティブにとらえる。「ずっと考えていた」と明かしたのは、先発ローテーションの再編だ。
チーム勝ち頭の5勝を挙げているマルティネスと上沢は、5月以降、同じカードの火曜、水曜に先発してきた。今カードもセ・リーグ首位相手にぶつける算段だったが、水入りとなったことで、思い切って再編へかじを切る。マルティネスはスライドせず、8日からのDeNA3連戦(横浜)へまわる可能性が高い。両右腕を別カードの初戦に振り分ける。
もともとは4日間の休養を挟んだ後の、リーグ戦再開から実行するためにあたためられてきたプランだが、状況に合わせ、前倒しする形となる。
メリットは大きい。カード初戦を取ることは、3連戦をこなすうえで絶対的に有利な立場になる。また2人はともに完投能力があり、長いイニングを投げればブルペン陣の負担が軽減。2戦目以降に余裕を持って臨むことができる。
最終的には、今日6日のマルティネスのコンディションを確認して決定する見込み。降雨の中、中止発表の午後6時ギリギリまで遠投を行っていた助っ人右腕は「中止のアナウンスが、ちょっと遅かったので残念です」と話したが、チームにとって恵みの雨だったと言えるよう、手を打っていく。【木下大輔】



