ヤクルト石川雅規投手(38)が今季4勝目を挙げ、交流戦での通算勝利数を23勝に伸ばし、歴代4位タイに立った。

 4回に、捕手中村が頭部危険球で負傷交代するアクシデントがあったが、マウンドでは動じなかった。4回裏は、西武の誇る山賊打線のクリーンアップを3者凡退に仕留めた。キレのあるスライダー、シンカーを中心に多彩な変化球で的を絞らせず、6回0/3を3安打1失点に抑えた。

 チームも3連勝で、交流戦10勝一番乗り。「中村がいいリードをしてくれていた。退場になって、逆に気持ちが入った。絶対に負けられないという気持ちで、マウンドに立っていました」と振り返った。