史上初の“東西”対決は、西に軍配が上がった。オリックス西勇輝投手(27)がDeNAを相手に8回2失点の力投で今季4勝目を挙げ、チームを4連勝に導いた。DeNAはチーム勝ち頭の東克樹投手(22)が5回1/3、7失点の大乱調。主砲の筒香嘉智外野手(26)が上半身の張りで今季初めて欠場。苦しい試合を強いられた。

 ◆東西南北姓選手の対決 東西南北姓の投手で先発経験があるのは、56年西五十六(阪神)57~59年東実(南海)62~68年西三雄(大洋、東京)80~81年南秀憲(ヤクルト)03~05年東和政(横浜、西武)10~18年西勇輝(オリックス)18年東克樹(DeNA)の7人いるが、先発で投げ合ったのは西勇輝と東克樹が初めて(年は先発年)。投手と打者では10年に西勇輝と南竜介(ロッテ)が2度対戦して三振、三ゴロだった。