ヤクルトは終盤に救援陣が崩れて大敗も、収穫は得た。リリーフからの配置転換で今季初先発のカラシティーが5回5安打4失点も、今後へのメドが立った。

 米マイナー時代の13年以来の先発に、序盤は制球がばらついた。1回に1点を先制され、2回には無死一、二塁から犠打の構えをしていた8番清水に四球。無死満塁から中島に浮いたスプリットを走者一掃の三塁打に仕留められた。

 だが3回以降は落ち着きを取り戻した。カットボールなどの変化球を低めに集めた。「少し雰囲気をつかむまで時間がかかった。2回を除いてはしっかり投げられた」と、うなずいた。

 交流戦最高勝率の決定は16日以降にお預けになった。混戦のセ・リーグを抜け出すには先発陣の駒不足解消が必須。カラシティーについて小川監督が「少し変えれば何とかなる」と言えば、田畑投手コーチも「十分に投げてくれた。次に期待したい」と評価した。

 ◆ヤクルト交流戦1位決定の条件 今日の試合でヤクルトが○、オリックスが●、ソフトバンクと西武が△か●。ヤクルトとオリックスが12勝6敗で並ぶ可能性があるが、ヤクルトがオリックスとの直接対決に勝ち越しているため、ヤクルトの1位が決まる。