西武ライオンズの40周年を記念した展示会のセレモニーが16日、埼玉県入間市の入間市博物館で行われた。田中龍夫入間市長、居郷肇球団社長らが出席した。

 「西武ライオンズ40周年記念展~西武ライオンズのあゆみと未来~」展は、14日から同所で開催されており、既に500人以上が来場している。

 田中市長は「40年前に西武ライオンズが所沢に来てから地域が明るくなったことを思い出します。また地域のみんなで応援して盛り上げていきたいと思います。この地域は西武グループとともに育ち、西武グループが頑張ることによって地域が元気になっていくと認識しています」とあいさつした。

 居郷球団社長は「今後の球団ビジョンの1つに、『沿線・地域・グループ振興の強化』を掲げ、ライオンズをより身近に感じていただける取り組みを今後も強化して参りますが、ここ入間市博物館で行う本記念展はまさしくその取り組みの一環となります。ぜひ1人でも多くの入間市民の皆さまをはじめ、埼玉県民の皆さま、県外の皆さまにも、埼玉西武ライオンズをより一層、身近に感じていただき、さらには好きになっていただけたら、うれしく思います」と来場を呼びかけた。

 リーグ優勝した際に獲得したペナントや、過去に着用していたユニホーム、辻発彦監督が現役時代に使用していたグローブなど151点が展示されている。期間は7月1日まで。入場料は、小学生以上が200円。