楽天は16日、梨田昌孝監督(64)の辞任を発表した。1-2で敗れ借金20となった阪神戦2回戦(楽天生命パーク宮城)の試合後、立花陽三球団社長に辞意を申し入れ、了承された。

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 -慰留はあったか

 梨田監督 引き留められたけど意志が強かった。受け入れてもらった。選手、コーチにはまだ伝えていません。オーナーとは話していません。

 -借金20で決断

 梨田監督 20といっても60勝80敗じゃない。21勝41敗ではね。最終的に20ならともかく、この時期では。

 -計算が合わなかった部分は

 梨田監督 打線が点を取れない。つながりが悪かった。松井、福山の調子も悪かった。先発投手はそれなりに形はできたが。エラーや四球が絡んでの失点が多かった。

 -今後のチームに対し

 梨田監督 故障者もいるが、いる者でやっていくしかない。しっかり戦っていってほしい。選手、スタッフ、コーチ陣にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。