楽天梨田昌孝監督(64)が16日に辞任し、平石洋介ヘッド兼打撃コーチが監督代行に就任した。選手たちは17日の練習前にクラブハウスで報告を受け、楽天生命パーク宮城での試合前練習後にコメントを発した。

 岡島選手会長 「監督は自分の責任とおっしゃっていた。やっているのは選手。思うところはたくさんあります。平石さんもおっしゃっていた通り、前を向いて明るく元気にやるしかない。やることは一緒。1つでも借金を返せるように、とにかく前を向いてやるしかない」。

 嶋主将 「一番は申し訳ない。監督は打席にもマウンドにも立つ訳じゃない。選手が監督の目指すものについて行けなかった。あと80試合残っているので、現実的に優勝するのは厳しい数字だが、1試合ずつ選手全員で1つになってやるしかない。前を向いて頑張るしかない」。

 銀次 「寂しい気持ちはすごくある。今できることは、しっかり前を向いて戦うことだと思う。(梨田監督は)申し訳ないと。自分らも申し訳ないという気持ち。これを受け入れて、あとの試合も必死に戦っていければ」。

 藤田 「ファンのためにも頑張らないと。ホームで勝ってないのがこの成績につながっている。監督だけの責任じゃない。まだ挽回できるチャンスはある」。