巨人坂本勇人内野手(29)が10号2ランを放ち、セ・リーグの遊撃手では歴代最多10度目の2桁本塁打に到達した。

 4点リードの8回、ヤクルト畠山の3ランで1点差まで詰められたが、その裏に貴重な1発を放った。1死二塁、1ストライクからヤクルト近藤の内角高め直球を振り抜くと、打球は左翼スタンド上段へ。ダメ押しの2ランは「嫌な流れだったので、いいホームランでした。いい反応で打てましたし、打った感触が良かったので、気持ちよかったです」と納得の一振りだった。09年から10年連続の2桁本塁打には「トレーナーの方やチーム関係者がサポートしてくれているので、感謝したいです」と喜んだ。