DeNAが2連敗で、借金は今季最多の5となった。

 先発飯塚が4回途中6失点(自責5)でKO。打線は3回の集中打で5点を挙げ中盤までは競り合ったが、リリーフ陣が乱れ、7回からの3イニングで計10点を失った。

 終わってみれば、今季最多失点&最多被安打(17)で完敗。アレックス・ラミレス監督は、1点を追う5回無死満塁で無得点だった攻撃をターニングポイントとし「チャンスをつくったが、そこで点を取れなかったことが非常に大きかった。野球は打つこともあるし、打てないこともあるが、残念ながら打てなかった。(一時逆転した)3回は勢いがあったが、その後に勢いを渡してしまった。野球は勢いが全てかなと思う」と厳しい表情だった。

 失点を重ねた中継ぎ陣については「ここまでしっかりやってくれていたし、信頼している」とした。

 首位広島とは8ゲーム差の5位に後退。「こういう苦しい時は、(監督)1年目も去年も経験している。ここでやってはいけないのは、パニックになること。しっかり前を向いて戦っていきたい」と切り替えを強調した。