西武が投打に完敗した。

 菊池雄星投手が5回10安打6失点で、今季初黒星。初回に1点を失うと、4回2死一塁から5者連続安打を許し、5点を追加された。16年5月25日から続いていた対楽天の連勝は13で止まった。2番手以降の投手も失点を重ね、ともに今季ワーストとなる計21安打で15点を失った。

 打線は楽天塩見の前に6回2死まで無安打に抑えられた。7回の外崎の10号ソロによる1点のみにとどまった。

 菊池について、辻発彦監督は「4回だけだからね。2死一塁から5点はない。ただ、体がおかしいわけではないと。リズムが悪かったのか、盗塁が気になったのか、二塁まで行かれたら三振を3つ取ればいい、ぐらいでいけば良かった。右のインに来ないから。ちょっと、コントロールがばらついていた」と、右打者の内角を突けなかったことを指摘した。

 打線については「相手に楽に投げさせてしまった」と話した。