大阪・堺市を中心に活動する関西のプロ野球独立リーグの球団設立会見が同市内で行われ、大西宏明監督(38)らが出席した。

 現在は大阪、兵庫、和歌山の3球団で運営していた同リーグに参加。(株)つくろう堺市民球団が運営し、来季リーグ戦に向けて今年11月にトライアウトを実施して選手を募る。

 オリックス、横浜などでプレーした初代監督の大西氏は、PL学園(大阪)の3年春は準決勝、夏は準々決勝でいずれもエース松坂大輔(中日)を擁した横浜(神奈川)と対戦。夏の延長17回の熱闘は、高校球史に残る名勝負になった。松坂やPL学園の同期、楽天平石監督代行ら同世代がユニホームを着て頑張る姿に意欲をかきたてられたと明かし「松坂が頑張っていますから。いずれ松坂からホームランを打てるような選手を育てたい」と抱負を語った。大西監督は3年夏の準々決勝で松坂から同点打を放った。