阪神糸井嘉男外野手(36)が3日、出場選手登録を抹消された。

 球団は2日に大阪府内の病院で診察を受けて、右足腓骨骨折と診断されたと発表。全治期間などは未定で、広報は「オールスター(出場可否)を含めて、今後については未定です」と発表した。

 糸井は6月30日のヤクルト戦(神宮)で右膝付近に死球を受けて、翌7月1日の同カードを欠場していた。開幕から負傷した30日まで全70試合に先発。打率3割1厘、10本塁打、40打点、15盗塁はいずれもチームトップで5月下旬以降は不動の4番として奮闘していた。球宴にも選手間投票で選出されており、野球協約では、オールスターを辞退した選手は球宴後の公式戦10試合は登録できないことが決まっている。