阪神メッセンジャーは自己ワーストの大乱調で5敗目を喫した。金本知憲監督のコメント。

 「向こうがうまく集中打を固めたという見方もあるけど、ちょっと粘りがなかったような気はした。いつものメッセとは違った」と首をかしげた。

 これで甲子園戦は引き分けを挟んで6連敗。

 「(球場が)どこでも勝ちたいです」。

 5者連続三振の衝撃的な今季初登板を果たした、高卒3年目の望月について。

 「まあ、2年前からずっと期待している投手やけど。どうかなあ。ファームで見ていたけど、リリーフに向いているのかなとね。タイプ的に。先発で出ないものをリリーフで出せる気はしますけどね。誰しもそうかも分からんけれど。楽しみな投手には間違いないですね」と絶賛。

 2戦連続で4番に座った陽川が4戦連続打点。

 「あとは一番苦手とする速い球への対応ができたら、もう少し、もう1歩、前進とは思うけどね」。

 出場選手登録を抹消された糸井について。

 「当然でしょう」。

 「骨に傷はあるんだけど、そんなに長引かないだろうという場所だから」。

 W杯を見たか問われると「夜中に見ていられないやろ(苦笑い)。こっち(自軍)で大変です」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -メッセンジャーはカーブが浮いて使えないと緩急の投球は厳しい

 金本監督 そうやな。追い込んでからのヒットが。0-2からのがもったいなかったな。福田とか。追い込んでから、簡単にいかれたのが。

 -打線自体は甲子園に帰っても維持できている

 金本監督 ヒットは出ているけどね。チャンスでもうちょっとやな。欲をいえばですけどね。

 -望月は腰を手術して、さらに球速は上がった

 金本監督 球速は出てたよ。球の質というのがちょっと。球のキレ、体のキレが失われていた分、手術前かな。去年とか。それがちょっと戻ってきた気はしますけどね。