6月30日阪神戦の頭部死球で側頭部を打撲したヤクルト青木宣親外野手(36)が、今日5日にも脳振とう特例措置を申請し登録を抹消されることになった。

 4日の広島12回戦の試合前練習で不調を訴え、2戦連続で欠場。試合後、5日に帰京し病院で検査を受けることが決まった。脳振とうの特例措置が適用されると、日本野球機構のガイドラインに従った練習をクリアすれば通常の10日間を待たずに再登録が可能。小川監督は「特例措置にせざるを得ない状況。(復帰は)球宴の最初の日(13日)か前の日か」と説明、前半戦の復帰は絶望的となった。青木は「ちょっと気持ちが悪くなった。(頭部死球の後遺症に苦しんだ15年の)米国の時ほどじゃない」と話した。