巨人岡本和真内野手(22)が33打席ぶりの待望の安打を放った。

 3回1死一、三塁でDeNA今永のチェンジアップを捉え、左中間に適時二塁打。第1打席は四球で6月26日の広島戦の3回に14号ソロを放って以来の快音に、二塁上で笑みがこぼれた。

 球団の4番打者としては松井秀喜も32打席連続無安打のスランプを経験したが、くしくも同じ33打席目で苦境を脱した。

 「チャンスで回ってきた打席でしっかりかえすことができてよかったです」。3打席目は三振、4打席目はいい当たりの右直。チームが敗れ「勝てれば良かったですけど、負けてしまったので…」と話した。