西日本を中心とした豪雨の影響で広島からの到着が遅れていたヤクルトの用具を運搬したトラックが、午前4時半頃に名古屋に到着した。ユニホームのランドリーは練習開始直前に仕上がり、この日のデーゲームに間に合った。

 トラックは5日の午後7時に広島を出発し、到着まで約33時間を要した。小川淳司監督は「大変だったと思います」とドライバーをねぎらい「中日にも、チケットを取ってくれていた人にも申し訳ない」と話した。

 用具が届かない理由で試合が中止になったのは、79年7月13日の日本ハム-南海以来だった。