HKT48の田中美久(16)が9日、「鷹の祭典」として開催されるソフトバンク-日本ハム戦の前に東京ドームで始球式を行った。

 鷹の祭典仕様ゴールデンストライプのソフトバンクユニホームに、ハーフパンツという元気いっぱいな姿で登場。美しいノーワインドアップのフォームから勢いよくボールを投げ込んだ。わずかにショートバウンドになったが、捕手甲斐の正面にストライク投球。小さくジャンプしながら万歳して大喜びした。

 投球を終えた田中は「(ライブとは)全然違いますね。1回にすべてを込めないといけないので、すごく緊張しました」と振り返った。ソフトバンクのファンだといい、推しメンを問われると「内之倉さん」と球団OBの内之倉ブルペン捕手の名前を挙げた。投球前の練習で相手役を務めてもらったことを振り返り「優しかった」とはにかみながら話した。