ロッテが連敗を2で止め、5位から一気に3位に浮上。前半戦の貯金ターンを決めた。

 2番手で登板した左腕の松永昂大投手が、史上41人目(42度目)の1球勝利。同点の7回2死一、二塁のピンチで先発石川歩投手に代わって登板すると、西武源田を低めスライダーであっさり一ゴロに仕留める“瞬殺”。左キラーぶりを発揮し、連続無失点を9試合にのばした。

 直後の8回に味方が敵失から3点を勝ち越して、自身今季初白星。「石川に負けが付かなくて良かった。他のバッターだったら打たれたかもしれないし、たまたまです。ただ(球史に)名前は残りましたね」とニヤリだった。