投打がかみ合ったヤクルトが2連勝を決めた。

 先発ブキャナンが7回を4安打無失点の好投。打線も初回、チーム10戦ぶりの先制となるバレンティンの左前適時打などで3点を挙げ主導権を握った。終盤8回には、バレンティンの20号ソロや代打雄平の適時打などで3点を加えた。

 小川淳司監督は「ブキャナンは高めに浮く球が少なく、コントロールもよかった。初回に3点取ったが、その後チャンスがなく嫌な流れだったが、よく抑えてくれた」と助っ人右腕を評価。2打点を挙げたバレンティンについては「この暑い中でよく集中してやってくれた」とたたえた。

 快勝で8連敗のあと2連勝。指揮官は「やっぱり先発投手。昨日の小川(7回1失点)、ブキャナンといい投球をしてくれた。先発が頑張ってくれれば、ゲームが締まっていい内容になる」とうなずいた。