西武が終盤の逆転劇で連敗を2で止めた。1点を追う8回に「9番DH」で起用されたメヒアが左前打で出塁。続く秋山の右中間を破る三塁打で同点とすると、源田の適時打、外崎の適時三塁打で、この回一挙4点を奪って勝ち越した。

 デーゲームで2位日本ハムが勝ち、負ければ首位陥落の危機を阻止。辻発彦監督は「そういう状況はこれまでも何回かあったが、はね返している。勝てると信じていた。(8回は)メヒアのヒットが大きかった」と選手の頑張りをたたえた。

 20日の同戦から着用する青い限定ユニホームで初勝利。「去年の(赤い)炎獅子ユニホームでも終盤の逆転が何回もあった。このブルーで勝ててうれしい。(課題の)リリーフもヒヤヒヤしたけど、しっかり投げてくれた。少しずつ自信にしてくれれば」と振り返った。