日米大学選手権大会(米国)と、ハーレムベースボールウイーク(オランダ)に出場した大学日本代表が24日、成田空港着の航空機で帰国し、会見を行った。会見には亜大・生田勉監督(51)、主将を務めた立命大・辰己涼介外野手(4年=社)、投手陣の柱だった日体大・松本航投手(4年=明石商)が出席した。

 日米大学選手権大会では通算2勝3敗で優勝を逃したが、ハーレムベースボールウイークでは94年以来、24年ぶり4回目の優勝を達成。学生のみで編成された日本代表が優勝したのは初めてだった。大会最優秀投手には松本、本塁打王(2本)とMVPには辰己が選出された。

 生田監督は「日本のピッチャーが優れていることを証明してくれた。監督として、最高の学生に巡り会えて、幸せだと思います」と話した。辰己主将は「人間力を学べた。人として得られたことは多々あったと思いますし、大きな経験になったと思います」と感謝。松本は「米国では残念な結果でしたが、オランダでは世界一を勝ち取れて良かったです」と笑顔で話した。