巨人が11安打6得点で中日に競り勝った。エース菅野智之が5回4失点と苦しんだが、2番手以降の池田俊投手、宮国椋丞投手が好リリーフ。2点リードの9回は育成出身のアダメスが2安打を許しながらも無失点でしのぎ、プロ初セーブをマークした。

 高橋由伸監督は「エースだからこそ、しっかりと投げてほしいという部分はある」と先発菅野には注文をつけたが、中継ぎ陣の働きには「続けていくことで自分たちの立ち位置ができてくる」と評価した。2番手で2イニングを2安打無失点だった2年目池田はプロ通算45試合目の登板でうれしいプロ初勝利となった。