日本ハム藤岡貴裕投手が古巣相手に移籍後初登板初先発も、5回途中5失点で降板した。

 初回に同学年の中田が先制20号2ラン。幸先よく援護点をもらったが、3回にロッテ打線につかまった。先頭の田村へ四球を与え、トレード相手の岡には右前打を浴び、無死一、三塁に。続く平沢に右中間へ同点適時二塁打を献上した。

 さらに藤岡には左中間へ勝ち越しの適時三塁打、中村には犠飛で一挙4失点。5回も先頭の岡に右前打を許したことをきっかけに1死一、三塁のピンチを招いて降板した。2番手の鍵谷が内野ゴロを奪った際に三塁走者が生還して5失点目となった。

 降板後は球団を通じて「気持ちを込めて投げました。(古巣相手でも)特に意識はありませんでした。いい形で再スタートを切れたら良かったのですが、こういう形でマウンドを降りてしまった。あとは打線が逆転してくれることを信じて応援します」とコメントした。