ロッテが逆転負けし、連勝が2で止まった。

 先発の酒居知史投手は立ち上がりで2点を失ったが、2回以降は6回まで被安打ゼロと持ち直した。だが1点リードの7回に、連続四球と犠打で無死二、三塁とピンチを拡大。西武秋山に逆転二塁打、続く源田にも適時二塁打を許した。

 2番手の大谷智久投手も山川に36号2ランを浴びるなど勢いを止められなかった。前夜は5回に一挙6点を奪う逆転勝利を収めたが、一転して打者一巡の6失点となった。

 井口資仁監督は5敗目がついた酒居について「今年、本人はいろいろ悩みながらやっている。何とか乗り越えてもらわないといけない」。7回に左打者の秋山の前で継投の手もあったが「左投手は、松永は8回と決めているし、チェンは次回(25日)先発する。左がいないという中で、投手コーチと(酒居に)踏ん張って投げさそうということだった」と話した。

 また前日の試合で右太もも裏に死球を受けた福浦和也内野手は、この日の出場を見送った。井口監督は「全力で走れない。バッティングも力が入らないとのことだった」と説明。今後は様子を見て判断する。