阪神が8回に一挙6点を奪って逆転勝ちした。5点を追う8回に巨人沢村を攻め込んだ。梅野がこの試合2本目となる2ラン。俊介の適時打で1点差とし、さらに代打伊藤隼が2死一、二塁から4番手池田の初球を逆転のタイムリー三塁打。ヒーローインタビューでは、充実の表情を浮かべた。

-どんな思いで打席に

伊藤隼 前の皆さんが、つないでつないで、自分のところに回ってきたので、あまり深く、あれこれ考えることなく、打てると思った球、自分が狙った球を打とうと思っていました。

-初球から高めの球を捉えた

伊藤隼 結果的には、いいとこに飛んでくれたかな、と思います。

-逆転した瞬間は

伊藤隼 1点差っていうのは分かってたんですけど、ぱっと見たときに逆転してるなと。ちょっとあまり自分の中で実感なかったんで、ベンチの盛り上がりで、自分も戸惑いましたかね。

-いけるぞという空気に変わったのはどの辺り

伊藤隼 終盤で5点差ありましたけど、誰も諦めてませんでしたし、応援してくれてる皆さんもいたので、絶対チャンスは来ると思ってました。自分にいいとこで回ってくるなっていう、イメージはしてました。

-きのうおとといとシャットアウト負け。今日の勝利はチームに勢いがつく

伊藤隼 ただの1勝かもしれませんけど、ほんとうに勢いのつく勝ち方だと思うので、来週から甲子園にまた帰りますけども、またいい戦いをしていきたいと思います。

-チームを代表して、週明け3連戦への決意を

伊藤隼 今日のような、負けていても決して諦めずに、勝っていても最後まで気を引き締めて、いいゲームを続けていきたいと思います。