阪神にショッキングなアクシデントだ。北條史也内野手が4回の守備で負傷した。

1死からヤクルト井野が放った三遊間へのゴロにダイビング。捕球には成功したものの、そのまま倒れ込み、起き上がることが出来なくなった。左肩を抑えたまま動けず、審判が担架を要請。トレーナーに付き添われ、運ばれた。そのまま負傷交代。試合中に自力で歩き、無言でクラブハウスへと戻った。遊撃は植田海内野手に代わった。

北條は試合前までで61試合に出場。打率3割2分4厘、1本塁打をマークするなど好調をキープし、9月12日からは1番打者として出場していた。

阪神は9月11日中日戦(甲子園)で福留孝介外野手が負傷。内野安打を放った際、右太ももに張りを訴えて途中交代していた。

また糸井嘉男外野手も6月30日に死球を受けて右足腓骨(ひこつ)を骨折。手負いのままプレーを続けている。CS争いが激しさを増すなか、北條が離脱となれば大きな痛手となる。