楽天松井が9回を無安打無失点3三振1四球で締めて4セーブ目を挙げ、通算100セーブをマークした。22歳10カ月での達成は、12年山口(DeNA)の25歳1カ月を抜いて史上最年少。試合後は「今まで使ってくださった監督、そして毎日ケアしてくれたトレーナーさんたちに感謝したい」と笑顔で話した。

今季は序盤から調子が上がらず、5月に守護神の座を剥奪され、2軍落ちの悔しさも味わった。だが中継ぎで起用されたことを糧にした。「2回いったり、負けている時にいったり、いつもと違う自分を出せるチャンスがあった。少々甘くてもファウルにすれば1ストライク稼げるのを実感して、リラックスして投げる方法をつかんだ」。この日の最後は20歳年上の福浦と対戦。初球カットボールを空振りさせて簡単に1ストライクとすると、あとはこん身の直球で空振り三振に。中継ぎで学んだメリハリのある投球だった。

▼通算100セーブ=松井(楽天) 16日のロッテ19回戦(ZOZOマリン)で今季4セーブ目を挙げて達成。プロ野球31人目。初セーブは15年3月28日の日本ハム2回戦(札幌ドーム)。22歳10カ月で達成は、12年山口(DeNA)の25歳1カ月を抜く史上最年少。また左投手では81年江夏(日本ハム)85年山本和(阪神)93年大野(広島)06年岩瀬(中日)に次いで5人目。