阪神が明日20日からの広島3連戦(マツダスタジアム)期間中に拡大編成会議を開催することが18日、分かった。金本監督も同席して、球団首脳、編成担当者らと膝を突き合わせる。今季はここまで今季最多タイの借金10を背負い、単独最下位に沈み込んでいる。

今年の現有戦力を検証した上で、10月25日に控えるドラフト会議の方針やフリーエージェント補強、新外国人獲得など、来季を見据えた方向性も定めていく。特に直近のドラフトについては、リストアップしている候補選手の絞り込み作業を行う段階に入っている。

今日19日のヤクルト戦に敗れれば、13年連続のV逸が確定する。今年は新外国人ロサリオが期待通りに打てず、藤浪の不振のほか、昨季20本塁打の中谷や16年新人王の高山ら若手の伸び悩みも目立った。来季は、金本監督にとって就任4年目。山積した課題を克服する作業に着手する。