日本ハム先発のブライアン・ロドリゲス投手が、3勝目を逃した。「初回に4点の援護をもらい序盤はテンポ良く投げることができましたが、中盤の大事なところで甘くなってしまいました」と、コメント。5回1/3を7安打5失点で降板した。

初対戦のソフトバンク打線を相手に5回まで4安打2失点と好投していた。打線にも初回に4点、4回に2点を援護してもらった。勝利投手の権利を得て向かった4点リードの6回のマウンドだったが、そこに落とし穴が待っていた。

1死から4番デスパイネに二塁打を浴び、続く5番上林にも右翼フェンス直撃の適時二塁打を献上。さらに6番グラシアルにも左前適時打を許したところで降板。2番手で公文が登板したが、ソフトバンク打線の勢いは止められなかった。

公文は8番松田宣に左翼線への適時二塁打、代打川島の内野ゴロの間に同点とされ、ロドリゲスの3勝目は消えた。さらに1番牧原には一時勝ち越しの左前適時打も飛び出し、この回はロドリゲスと公文の両投手で6安打を浴びて5失点を喫した。その裏に渡辺の同点7号ソロが出て試合は振り出しに戻った。ロドリゲスは「逆転を信じてベンチで応援します」と、チームの勝利だけを願っていた。