ソフトバンクが連日のキューバ人助っ人の活躍で5連勝を飾った。

先発マウンドに上がったミランダ投手(29)が日本ハム打線を7回途中1安打無失点に封じ込めれば、打っては5回にグラシアル内野手(32)が2試合連続となる8号先制弾を右翼テラス席に運んだ。「いい投球ができたのでよかった。低めに投げることを意識して打者を打ち取ることができた」。ミランダは4勝目に笑顔で振り返った。前回登板の西武戦(17日)ではKO降板しただけに、雪辱のマウンドで結果を出した。2試合連続でヒーローのお立ち台に上がったグラシアルも「柳田とデスパイネにつなごうと思っていた。最高の結果になった」と、笑顔で大粒の汗をぬぐった。

前日(22日)のオリックス戦(ヤフオクドーム)はグラシアル&デスパイネの2人の助っ人砲がアーチ競演し、勝利をたぐり寄せた。逆転Vに向け、力強いキューバ人助っ人の活躍で首位西武を猛追する。