西武栗山巧外野手(35)が、27日に引退会見を行った松井稼頭央外野手(42)への思いを明かした。「今年1年間、一緒にプレーさせていただいて、幸せでした。寂しい気持ちと、ありがとうございますという気持ちがあります」。

ずっと「憧れのスーパースター」だった。野球に取り組む姿勢、練習への準備などすべてがお手本だった。今年の春季キャンプでは、マシン打撃でともにバットを振り込んだ。「何から何まで、お手本になって、教えていただいた先輩です。どう毎日を過ごすか、学ばせていただいた」と振り返った。

リーグ戦も佳境を迎えている。「まだまだ、ここからがヤマ場になる。クライマックスシリーズ、日本シリーズと一緒に、1日でも長く戦えるように、チーム一丸となって戦いたい」と10年ぶりのリーグ優勝を見据えていた。