10年ぶり22度目のリーグ制覇へ突き進む首位西武がシーソーゲームとなった2位ソフトバンクとの直接対決を制し、11連勝で優勝へのマジックを3とした。

西武は2回、先頭の5番栗山、6番中村が連続四球の後、7番森が右翼ポール際へ16号3ランを放ち先制。

7連勝中のソフトバンクは4回に7番中村晃が右翼へ14号ソロ。5回には2死二塁から2番明石が左翼へ適時打を放ち、1点差に迫った。

西武は5回、4番山川の左翼への45号ソロで突き放した。

2点を追うソフトバンクは6回、1死から中村晃が中前打。続く7番松田が四球で一、二塁、8番高田の一塁ゴロが失策を誘い満塁とすると、9番甲斐が左中間へ走者一掃の逆転3点適時二塁打を放った。

西武は8回、2死から8番メヒアが四球、9番金子侑が遊撃への内野安打で一、二塁とし1番秋山がバックスクリーンへ逆転の23号3ランを放った。

投げては先発郭が5回2死で降板も、2番手小川以降6人の小刻み継投でしのいだ。

西武とソフトバンクは28、29日も対戦。1勝1分け以上なら、98年以来20年ぶりとなる本拠地胴上げが実現する。