東洋大が延長11回2死一、二塁、斎藤元輝内野手(2年=東洋大牛久)の右前打で駒大にサヨナラ勝ち、1勝1敗と勝敗を5分に戻した。

延長10回から登板した甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が、2回無安打2三振の好救援で流れを呼び込んだ。前日に行われた駒大1回戦では、同点の8回2死から登板し、9回にサヨナラ打を浴びるなど1回2安打1失点だったが、借りを返した。甲斐野は「(3試合連続で救援に失敗し)今日は何としても抑えてやろうと思っていました。『抑えたらヒーローだろうな』と自分を感化させて投げました」と汗をぬぐった。

先発した同じくドラフト1位候補の上茶谷大河(4年=京都学園)は、9回に3安打を浴び2点を失い同点とされたが、9回2死まで1安打無失点の好投した。スカウトのスピードガンで自己最速にあと1キロと迫る151キロを計測した。