2014年夏の甲子園に東海大四(現東海大札幌)エースとして出場し、超スローボールで注目を集めたJR北海道クラブの西嶋亮太投手(22)が、現役引退することを、自身のツイッターで発表した。

「今シーズンでJR北海道野球部を引退することになりました。長い人生の中でさまざまな人に出会い、お世話になり、応援してくださった皆さまには本当に感謝いたします」と心境を明かした。

西嶋は甲子園で1勝。卒業後15年にJR北海道入りし、17年に内野手へ登録変更。今季再び投手に転向していた。8月の結成記念大会では1回戦TRANSYS戦に2番手で登板し1回1/3を投げ2失点で降板。社会人4年目で「大学進学していたら最終学年。投手で結果を出せなければ、覚悟を決めないと」と話していた。

チームは10月6日の結成記念大会準決勝が今季最後の公式戦だったが、西嶋はメンバー外。熟慮した上でクラブに引退の意志を伝えていた。今後は社業に専念する方向で調整している。