西武外崎がCSファイナルステージ出場へ大きく前進した。13日のフェニックスリーグ韓国・ハンファ戦(南郷)に「7番右翼」で先発出場し、2打席に立った。2回は初球を左前打。3回は良い当たりの右飛だった。「すごく充実しました。良い確認ができました」と笑顔で話した。

9月初めに左脇腹痛を発症。リハビリを経て10月1日に再登録されたが、痛みが再発し、レギュラーシーズンのラスト2試合を欠場した。南郷でも別メニューが続き、11日に代打の1打席で実戦復帰したばかり。ただ、同日はストレートの四球でスイング機会がなかった。この日は振って、安打も放った。打撃が患部に一番影響があるというが「大丈夫です」と、もう心配なしを強調した。

帰京したチームを離れ、南郷に残り実戦出場を続ける。辻監督は「明日、あさっての様子を見て」と慎重な姿勢を崩さないが、順調なら、ファイナルステージ初戦前日の16日に1軍再合流の予定だ。「CSをイメージして、状況に応じた打撃をしたい。自分の中では間に合うと思う」と言い切った。【古川真弥】