西武栗山巧外野手が先制3ラン含む3安打6打点の活躍で、シリーズ2勝目に貢献した。

初回からバットが火を噴いた。2死一、二塁でソフトバンク先発のミランダの内角高めのチェンジアップを振り抜き、右翼席へ先制3ランとした。6回には一塁強襲の適時内野安打、7回にも中堅へ適時2点打を放つなど6打点を挙げた。

「初回の3ランは非常にうれしかったです。とにかくランナーを返すこと、後につなぐこと、その中でまさかベストのスイングができました」と驚いた。

第1戦はソフトバンクに大敗を喫していただけに「昨日負けているんで、今日負けると嫌な雰囲気が出てくる。ホームでやれているアドバンテージはあると思う。みなさんのおかげで勝てて良かったです」とファンに感謝。10年前の日本一を知る栗山がバットでチームをけん引し、10年ぶり日本シリーズ進出へ導く。