王者広島が、3位から進出してきた巨人に3連勝。アドバンテージ1勝と合わせて4勝0敗とし、2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。緒方孝市監督のコメント。

「自分自身プレッシャーを感じていたが、選手はそれを感じさせず、伸び伸びとプレーして力を発揮していた。本当にすごい選手たちです!」。

先発3戦目に抜てきした九里がCS初勝利。野間が先制となる決勝打を放つなど、今季の成長株が大舞台で躍動した。

「成長した選手の1人だから。1年間通して投げているのが一番。(リーグ優勝を決めた)ヤクルト戦の気迫のこもった投球が決め手だった」。

投打2人の活躍について「経験できることが非常に大きなこと。結果が出れば、本人たちも自信になるだろうし、また次のさらに大きな舞台に自信を持って入っていける」。

今季限りで辞任する巨人高橋監督とは本塁付近で握手し「3年間監督お疲れさまでした」とねぎらった。

次にコマを進め、残るは2年前に2勝届かなかった日本一。「厳しい戦いになると思いますが、チーム一丸となって、そしてファンとともに日本一を勝ち取りましょう。頑張ります!」。