DeNA東が肉体改造に着手する。左肘炎症を起こし、侍ジャパンを辞退。神奈川・横須賀での秋季練習ではノースロー調整が続いており、体幹メニューを中心にこなす毎日だ。それでもプロ入り初めてのオフを前に自分を見つめ直し「自分の弱い部分を改善したい。すごく体が硬いので、けがをしやすい。だから柔軟性を求めてやっていきたい」と、明確な課題を口にした。

身長170センチの体をしならせ、ルーキーイヤーを駆け抜けた。チームで唯一ローテを守り11勝。新人王筆頭候補に挙げられるほどだが「下半身の柔らかさがないがために、痛みが出ることは多々あった。特に股関節周り」と体は悲鳴を上げていた。来季さらなる活躍をするために、肉体改造は勇気がいる決断でもある。「吉と出るか、凶と出るか分からないが、やっていきたい」と本格的に取り組んでいく。