中日がオリックス西勇輝投手(27)の獲得調査を行っていることが23日、分かった。今オフは投手陣の立て直しが急務。小笠原や笠原らの成長は見られたが、世代交代の実現には至らなかった。

ガルシア、松坂の新戦力組が奮闘したが、先発ローテーションのやりくりに苦心。西は2ケタ勝利を5度記録し、安定感は抜群。最近では東海エリアの選手獲得を重視しており、三重県出身の右腕は地元志向に合致する。

西を巡って、大争奪戦に発展する可能性がある。すでに阪神やソフトバンクなどが獲得調査に動いており、オリックスも残留に向け力を注いでいる。中日は複数年の大型契約を準備し、FA宣言した場合に参戦する可能性が高い。