巨人は外れ外れ1位で八戸学院大・高橋優貴投手(4年)を単独指名した。1位は大阪桐蔭・根尾に入札するも4球団競合でくじ引きは引き当てられず。さらに、立命大・辰己も4球団競合となり交渉権を獲得できなかった。

高橋は東海大菅生高(東京)から八戸学院大に進んだ、最速152キロを誇る本格派左腕。1年の春からリーグ戦に登板し、順調に成長曲線をたどった。スピードとキレを併せ持つ、先発、リリーフともに適性があり、即戦力として期待がかかる。

原監督は「左投手ではナンバーワンの評価。可能性があり、我々の中では即戦力の位置付けです。映像を見て、素晴らしい投手だなと。先発ローテの中に入ってもらえば1番ですが、長くプロ野球の世界で活躍できるように育てていきたい」と話した。また2度のくじは当たりを引き当てられなかったが「残念ですが(回ってきた時には当たりが)もうなかったので、諦めがつく。ルールの中なので仕方ないですね」と振り返った。