阪神小野泰己投手(24)が4日、高知・安芸での秋季キャンプでシート打撃に登板した。

「8割程度の力で、力まずにしなやかさを意識した」と脱力投法を披露。糸原、高山ら打者6人に対し1安打1四球1奪三振だった。

今季は開幕から先発ローテーションを守り抜き、7勝7敗、防御率4・77。終盤に4連敗を喫するなど失速した。「スピードよりも質を大事にしている。常に全力だと体力的にしんどい。長いイニングを投げられるように」。来季の規定投球回到達へ意欲を見せた。